矯正中に口内炎が多発するのはなぜ?装置との接触が引き起こすトラブルを解説

      2026/07/20

代々木駅前の矯正歯科、代々木クリスタル歯科医院で矯正中に口内炎が多発するのはなぜ?装置との接触が引き起こすトラブルを解説

こんにちは、代々木駅前の矯正歯科、代々木クリスタル歯科医院です。

矯正治療中は、ブラケットやワイヤーなどの矯正装置が口腔粘膜に触れることで、口内炎ができやすくなります。
特に装置をつけたばかりの時期は、慣れない異物感と相まって、複数の口内炎が同時にできることもめずらしくありません。

今回は、矯正中に口内炎ができやすい理由と対処法について解説します。

 

ワイヤー矯正装置の種類と構造

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ワイヤー矯正は、ブラケットと呼ばれる小さな装置を歯の表面に接着し、そこにワイヤーを通して歯を動かします。

ブラケットは金属やセラミック、プラスチックなどの素材でできており、ワイヤーを固定するための溝やフックがあります。
これらのデコボコが頬や唇の内側に触れることで、粘膜を刺激することがあります。

 

矯正中に口内炎ができる主な原因

装置による物理的な刺激
矯正装置が頬や唇、舌の粘膜に触れることで、慢性的な刺激が加わります。
この物理的な刺激が、口内炎の代表的な原因です。

装置装着直後の期間
矯正装置をつけたばかりの時期は、口腔内が装置に慣れておらず、粘膜も適応できていません。
そのため、この時期は特に口内炎ができやすくなります。

ワイヤー調整後の変化
月に一度程度の頻度で、矯正装置の調整が行われます。
すると、今まで当たっていなかった場所に装置が触れるようになり、口内炎ができることがあります。

口腔衛生状態の悪化
矯正装置があると、歯磨きが難しくなり、食べかすや歯垢が溜まりやすくなります。
口腔内の衛生状態が悪化すると、細菌が増殖し、小さな傷でも感染しやすくなります。
これにより、口内炎が悪化したり治りにくくなったりします。

 

口内炎ができやすい部位

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頬の内側、下唇の内側、舌の側面や先端は口内炎ができやすい部位です。
頬の内側は奥歯のブラケットが触れやすく、下唇の内側は前歯のブラケットが当たりやすい位置のため、口内炎ができやすい場所です。
また、舌はブラケットやワイヤーの端が当たりやすく、口内炎ができると食事や会話の際に強い痛みを伴います。

 

矯正装置による口内炎の特徴

矯正装置による口内炎は機械的刺激が原因のため、カタル性口内炎や外傷性口内炎と呼ばれます。
周囲が赤く、中心が白っぽい円形または楕円形の潰瘍が特徴です。

通常の口内炎は1週間から2週間で治癒しますが、矯正装置による口内炎は刺激の原因が取り除かれないため、治りかけてもまた悪化するという繰り返しになります。
また、矯正装置による口内炎は強い痛みを伴うことが多く、食事や会話の際に強い痛みを感じます。
矯正装置は口腔内の広範囲に装着されるため、複数の場所で同時に口内炎ができることもあります。

 

装置装着直後の対処法

保護剤の使用

ブラケットやワイヤーによる口内炎を防ぐ方法として、保護材があります。
矯正用ワックスは粘土のようにやわらかく、手で丸めてブラケットに押し付けるだけで装置と粘膜の間にクッションを作れます。

シリコン製の保護材もあり、透明で目立ちにくく装置全体を覆えるため、食事中も外れにくいというメリットがあります。

 

やわらかい食事への切り替え

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口内炎ができている間は、刺激の少ないやわらかい食事を選びましょう。
おかゆ、うどん、ヨーグルト、スープなど、噛む力をあまり必要としない食べ物が適しています。
硬いものや尖ったもの、辛いものは避けましょう。

 

口内炎の治療と症状緩和

口内炎用軟膏の使用

口内炎専用の軟膏を患部に塗布することで、痛みを和らげ、治癒を促進できます。
ステロイド系の軟膏は炎症を抑える作用があり、保護作用のある軟膏は患部を刺激から守ります。
塗布の前に患部を清潔にし、食後や就寝前に使用するようにしましょう。

 

レーザー治療

歯科医院では、口内炎にレーザーを照射する治療が受けられます。
レーザーにより痛みが即座に軽減され、治癒も早まります。

 

うがい薬の活用

殺菌作用のあるうがい薬を使用することで、細菌の繁殖を抑え、口内炎の悪化を防ぎます。
アルコールを含まないマイルドなタイプが、刺激が少ないため適しています。

 

ビタミン補給

ビタミンB群の不足は、口内炎を起こしやすくします。
特にビタミンB2やB6は粘膜の健康維持に重要です。
バランスの取れた食事を心がけ、必要に応じてサプリメントで補完しましょう。

 

十分な睡眠と休養

疲労やストレスは免疫力を低下させ、口内炎を悪化させます。
十分な睡眠をとり、体を休めることで、自然治癒力が高まります。
矯正治療中は特に、体調管理に気をつけることが大切です。

 

矯正歯科医院での対応

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口内炎が続く場合は、まず矯正歯科医院に相談しましょう。
ブラケットの角が鋭く当たっている場合は研磨、ワイヤーの端が突き出ている場合は切断や内側への調整など、装置の修正が可能です。

口内炎の程度がひどく改善が見込めない場合は、一時的に装置を外すこともありますが、治療の進行への影響を考慮し、できるだけ装置をつけたまま対処する方法が優先されます。

口内炎が頻繁にできて治療に支障をきたす場合は、表側矯正から裏側矯正への変更やマウスピース型矯正への切り替えなど、治療方法そのものを見直す選択肢もあります。

 

矯正装置の種類による違い

表側矯正と裏側矯正

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表側矯正は頬や唇に装置が触れやすく、裏側矯正は舌に触れやすいという特徴があります。
裏側矯正は舌の動きが多いため、慣れるまでに時間がかかることがあります。

 

マウスピース型矯正

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マウスピース型矯正は、取り外し可能で角や突起がないため、従来の矯正装置に比べて口内炎ができにくいというメリットがあります。
ただし、マウスピースの縁が歯ぐきに当たったり、アタッチメントと呼ばれる突起が頬に触れたりすることもあります。

 

まとめ

矯正治療中に口内炎が多くできるのは、ブラケットやワイヤーなどの装置が口腔粘膜に繰り返し接触し、物理的な刺激を与えるためです。
特に装置装着直後や調整直後は、口腔内が適応できておらず、口内炎ができやすい時期です。

多くの場合、数週間で口腔内が装置に適応し、口内炎の頻度は減少していきますが、口内炎が頻繁にできて日常生活に支障をきたす場合は、遠慮せずに担当の歯科医師に相談しましょう。

 



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