後戻りを防ぐために
矯正装置を外したあとがもっとも重要です
長い期間を要して整えた歯ならびですが、矯正装置を外すと歯は自然に元の位置に戻ろうとします。
そのため、せっかく得たキレイな歯ならびを維持するために必要なのが、保定装置(リテーナー)をつけて正しい位置に歯を安定させる「保定」です。
※保定装置料(¥20,000+税/一つ)がかかります。
保定には患者様のご協力が不可欠です
「矯正装置がやっと外れた!」と開放的になる患者様も少なくありませんが、その後の保定にもしっかり取り組まないと、せっかく手に入れたキレイな歯ならびが台無しになってしまいます。
保定装置はそのほとんどが取り外しできるので、装着を怠ってしまう患者様もいらっしゃるかもしれません。しかし、装置の脱着を面倒に感じ怠ってしまうと、これまで矯正治療に費やした時間が無駄になってしまうのです。
決められた装着時間はしっかりと守りましょう。なお、保定期間は一般的に矯正装置装着期間と同程度です。
保定装置のチェックは定期的に
保定装置は、ただ決められた期間装着し続けていれば良いわけではありません。矯正装置同様、定期的な調整が必要なのです。
月に1~2回程度は通院し、保定装置のチェックを受けましょう。
なお、当医院ではあわせて、歯ならびの経過観察や、お口の健康維持のためにむし歯の有無などの口腔内チェックも行います。 ※処置料(¥3,000+税)がかかります。
保定後もメインテナンスに通いましょう
保定期間が終了したら矯正治療に関しては完了ですが、お口にはむし歯や歯周病がいつでも発症するリスクがつきまといます。
ご自宅での毎日のケアは予防の基本ですが、それだけでお口の健康を維持するのは難しいもの。お口の健康を維持するために、丁寧なセルフケアを行っていくのはもちろん、月1回は定期検診に通い、メインテナンスを受けましょう。