矯正治療中におすすめの食材と食べ方の工夫を解説

      2025/06/20

代々木駅前の矯正歯科、代々木クリスタル歯科医院で矯正治療中におすすめの食材と食べ方の工夫についての解説

こんにちは、代々木駅前の矯正歯科、代々木クリスタル歯科医院です。

矯正治療をしたいと考えている方や始めたばかりの方は、装置が口の中にあることで食事がとりにくくなることに不安を抱えているのではないでしょうか。
「装置があることで食べにくい…」「痛みがあって食事が難しい…」「装置に食べ物が挟まりそうで外食が不安…」など、矯正治療中に食事の不安はつきものです。
矯正治療中には控えたほうが良い食べ物がある一方で、食材の選び方によって快適に食事を楽しむこともできます。
具体的にはどのような食品を避けるべきか、どのような食材がおすすめなのかを解説します。

 

矯正治療中に控えたほうがいい食べ物

固い食べ物

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矯正治療中にまず気をつけたいのは、固い食べ物です。
例えば、おせんべい、リンゴ、バゲット、ナッツといった固さのある食品は、かむ際に強い力を必要とし、その力で矯正装置が壊れたり、外れてしまったりする可能性があります。
装置が破損すると、痛みや炎症が出る恐れがあるほか、矯正の進行が遅れ、修理に時間と費用がかかることもあります。
治療を計画通りに進めるためにも、こうした固い食品はできるだけ避けるようにしましょう。

 

くっつきやすい食べ物

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矯正装置にくっつきやすい食品にも注意が必要です。
お餅、キャラメル、ガムといった粘度の高い食品は、矯正器具に絡まりやすく、外すのが大変です。
このため、器具の細かな部分に絡みつき、虫歯や歯周病の原因となることがあります。
特にキャラメルやガムなどは甘みが強く、唾液に溶け出した糖分が歯に長時間付着し、悪影響を及ぼすことがあるため、矯正中は控えるのが賢明です。

 

挟まりやすい食べ物

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挟まりやすい食べ物も、矯正治療中はできるだけ避けるのが無難です。
ホウレンソウ、ニラ、えのきなどの繊維質が多い野菜や、ラーメンやそばなどの細い麺類がこれに該当します。
これらの食品は、食べたときに矯正装置と歯の間に挟まりやすく、口内を衛生的に保つのが難しくなります。
食べたい場合には、野菜を細かくカットしたり、麺を短くしたりすることで、挟まりにくくなるよう工夫しましょう。

 

装置を変色させてしまう恐れがあるもの

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装置や歯を変色させる可能性のある食品や飲料も、矯正期間中は注意が必要です。
コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなどは着色しやすく、矯正装置や歯に色が着くことがあります。
代わりに着色リスクの少ない食材を選ぶことで、装置や歯の色を保ちつつ、お茶や食事を楽しむようにしましょう。

 

矯正治療中におすすめの食べ物

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矯正治療中でも美味しい食事を楽しむために、選んでいただきたいのはやわらかく、挟まりにくく、刺激が少ない食材です。
これらの食品は食べやすく、口腔や装置に不必要な負担をかけません。
例えば、料理としては、お茶漬けやおかゆがあります。これらは消化もよく、満腹感も得られます。

また、豆腐料理やオムレツなど、卵を使った料理は栄養価が高く、食べやすいのが特徴です。
ハンバーグなど、ひき肉を使った料理もおすすめです。魚料理も、調理次第でやわらかくできますが、骨には注意するようにしましょう。
スープや味噌汁は、体を温めるだけでなく、具材が柔らかく煮込まれることで食べやすくなります。

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デザートを選ぶ場合には、ゼリーやプリンがおすすめです。またヨーグルトは、味にバリエーションが多く、整腸作用もあるため、毎日の食事に組み込みやすいでしょう。

麺類であれば、煮込みうどんのように柔らかくしたものがおすすめです。
野菜や肉と一緒に煮込むことで栄養バランスも整えやすくなります。
果物では、バナナやキウイがやわらかくて食べやすく、ビタミンやミネラルを摂取できます。
キウイはゴールドキウイを選ぶとより口当たりが良くなります。

 

矯正治療中に意識してとりたい栄養素

カルシウム
カルシウムは、歯と骨の強化に大切な栄養素であり、骨密度を維持し、歯の脱灰を防ぐ役割も果たします。チーズやヨーグルトなどの乳製品は、高いカルシウム含有量を誇り、日常的に摂取しやすい食材です。また、ホウレンソウや小松菜といった緑黄色野菜もカルシウムが多く、加熱しても栄養が損なわれにくいのが特長です。

ビタミンD
ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進し、歯や骨の形成を助けます。サケ、サバ、イワシなどの魚類はビタミンDを多く含み、日常の食事に組み込みやすい食材です。これらの魚を定期的に摂取することで、ビタミンD不足を防ぎ、骨の健康を維持しやすくなります。

ビタミンK
ビタミンKは骨の形成を支える重要な栄養素です。ブロッコリーやほうれん草といった緑黄色野菜に多く含まれており、サラダやスープに加えて栄養を補うことが可能です。特にほうれん草は鉄分も多く含むため、疲労回復に役立ち、歯周組織の健康も保ちやすくしてくれます。

ビタミンB
ビタミンB群は、細胞の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康を支える重要な栄養素です。肉類や魚類、卵、豆類に多く含まれています。エネルギー生産をサポートするため、バランスよく摂取することで、疲労感の軽減やストレスの軽減につながります。

 

矯正治療中の食事のコツ

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矯正治療中であっても美味しい食事を楽しむために、まずは一口を小さくして食事をとるようにしましょう。
フードプロセッサーなどを活用し、食材の大きさを調整することも食事を楽にするポイントです。
そうすることで、装置に引っかかるリスクを軽減できます。食事中にこまめに飲み物を取ることも重要です。
水やお茶を少量ずつ口に含むことで、装置に汚れが付きにくくなり、食べ物がスムーズに喉に流れやすくなります。

また、矯正治療中は特に前歯に装着された装置には食べ物が挟まりやすいので、意識的に奥歯でかむ習慣をつけると良いでしょう。
食事がおっくうになっている場合などは、市販の栄養補助食品を取り入れて必要な栄養素を摂取することもご検討ください。

そして、食事後には必ず歯を磨くようにしましょう。
矯正装置があると特に食べ物が装置に付きやすくなるため、定期的なブラッシングは不可欠です。
食事後のケアの習慣をつけることで、口腔内を清潔に保ち、治療を進める環境を整えることができます。

 

まとめ

矯正治療中の食事は、食品の選び方と工夫によって、負担を軽減することができます。
もし、痛くて食事がとれない、痛みが強くなっている、というようなことがあれば、遠慮なく歯科医師に相談しましょう。

 



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